しまなみ造船の仕事

Work Flow仕事の流れ

しまなみ造船では、船の工程管理や図面管理、資材発注を行う「全体設計・管理部門」、鋼材加工やブロック製作、配管やエンジン搭載、仕上げ工事などを手がける「製造部門」、各工程における検査を担う「検査部門」、お客様への対応や製造のフォロー、アフターサービス、また安全管理を行う「フォロー部門」、そして会社全体を支える「総務部門」があり、それぞれの部門が連携し合い、お客様の大切な船を造っています。

全体設計・管理

全体の工程・工費管理

生産管理課

お客様の要求を満たす品質の製品を、要求された納期に要求された物量だけを効率的に生産するため、営業計画を基に長期的な生産計画を作成。包括的なコスト及び人員の管理を行っています。効率的に運ぶよう検討した上で生産計画、納期調整を行い、コスト管理については、船を建造するための予算を決定し、実際に掛かった費用との比較・分析を行います。外注先との価格交渉も当課の業務。

オプション追加の取り入れ

図面管理課

設計図面を印刷・配布するなど、図面を管理する部署。船殻関連と艤装関連の2つに大別されます。まず、船殻関連は、部材の切断に必要な図面・データを作成し、内業課へ。そしてブロック組立に必要な工作図に不備が無いかチェックし、組立課・外業課へ渡します。次に艤装関連は、設計外注に依頼し、配管・配管支持金具等の図面作成を行い、管装課・船装課に渡します。試運転に同乗し各種試験を行うのも当課の仕事です。

鋼材発注

資材課

資材課では、艤装品や材料、消耗品などの価格交渉及び発注を行います。また機器類・艤装品の納期設定及び入出庫管理、受け入れ検収処理(締め処理など)、経理課への支払い依頼も担当。船を造るために必要な材料の管理全般を任されています。

製造

鋼材加工

内業課

内業課では、船級・工程納期をもとに鋼材の発注や納期の設定を行います。そして、鋼材入荷水切り運搬後データー資料をもとに、NC切断加工から条材加工・曲げ加工までを担当しています。そして出来上がった製品はセクションごとに仕分けし、組立作業へ搬出運搬するとともに、外注取引先へ輸出します。

内業課 2013年入社

檜垣 耕平

ブロック製作工事

組立課

ブロック(船のパーツ)の製作、またブロック製作に必要なサブ(小組・中組)を、社内にて約65%製作しています。鉄工、溶接作業が主となる部署ですが、協力業者約200名と共にチーム一丸となって船を造り上げるため、前後で作業する部署と密に連携し、「ブロックの工程管理、精度管理、検査管理」を中心に4隻分同時に管理しています。多くの方との繋がりから生まれるドラマや感動、ブロックが出来た時の達成感は格別です。

組立課 2015年入社

神野 翔太

ブロック&エンジン搭載工事

外業課

工場内の船台において、各ブロックの搭載。定盤での総組を主な業務としています。また、それに伴った検査(船級・オーナー)をクリアーしながら船の形にしていきます。船の建造は、数ミリでの調整が必要です。このほかクレーンやバージを使った輸送業務、場内全ての足場作業等、作業内容は多岐に渡ります。

外業課 2014年入社

中西 飛次

塗装工事

塗装課

塗料を鋼鈑の表面に塗り、コーティングする仕事です。製品を美しく見せるだけでなく、水分や紫外線から製品を守るため、様々な塗料を使い分けなくてはいけません。またバラストタンク(海水を張り込むタンク)を塗装する特殊塗装も行っています。塗装作業は協力業者がメインとなるので、作業準備、工程前後の他部署との調整、塗装後のチェック、船主監督殿立会などが主な仕事です。仕上げの最終チェックなど忙しい時期もありますが完了させた時に物造りの楽しさを実感できる職場だと感じています。

艤装工事

機電装課

船を動かすための大型エンジンやポンプなど機械の据え付けを行い、それらの機械を運転し正常に動く事を確認します。また船での生活に欠かせない電気や水の製造及び船内への供給も行っています。中でも船を動かすための大型エンジンの据付作業には1/100mm単位の精密な精度の据付が求められるため、経験豊富な熟練の作業員が担当。航海に必要な電機機器や生活をするための電機機器の調整や作動確認も行います。

機電装課 2013年入社

外池 隆也

仕上工事

船装課

主に荷役装置の取り付け(デッキクレーン、ハッチカバーなど)、係船装置の取り付け、居住区の内装工事等の工程管理を行っています。また、救命設備・消火設備などの配置も担当。各装置を取り付け・配置した後、それぞれの検査・確認運転を行い、海上試運転を行います。進水時や海上試運転などに伴う船の離接岸作業も船装課の主な仕事の一つです。海上試運転後は乗組員と一緒に予備品や属具備品のチェック、各機器の取扱説明をします。

船装課 2012年入社

大沢 拓三

配管工事

管装課

船内外の配管に関する工程・品質・納期・コスト管理が主な仕事です。加工業者へのパイプの加工発注、入荷検品、配管業者への工事発注を経て、ブロックや船上へパイプを取り付けていきます。配管工事完了後は、取り付け、溶接の目視検査や配管内に水やエアーで圧力をかける耐圧検査を行い、実際に機器類を運転し通油、通水を行った際に問題がないように確認をします。各工程において規準に適合したものを提供できるよう、また、施工業者がスムーズに作業できるよう管理、監督しています。

検査

各工程における検査

品質管理課

ブロック、各種気密試験、各機器の運転試験、海上公試運転等船級検査などを行う際の検査員アテンド及び検査補助をした後、検査記録の取りまとめまでを行います。また、船級関係書類(入級申請等)の作成及び提出、各種証明書の管理、まとめ、本船への提出、技量資格及び工場承認の管理、日々の船級検査、監督検査のスケジュール作成など品質管理に関する業務を担当します。ISO 関連の業務としては、月例の品質会議、内部監査の統括、外部監査の対応、品質マニュアル等の作成及び管理を行います。

フォロー

各種お客様への対応や製造フォローやアフターサービス

営業課

造船所にとって顧客とは船主様。船主には監督(字の通り船の建造を管理監督する人)や船員も含まれます。営業課は顧客窓口として、船主の満足のいく船を造ることができるように監督・船員と日々コミュニケーションをとりながら、船主からのリクエストの対応可否を判断・折衝するのがメインの仕事です。また、船を船主に引き渡してからのクレーム対応もしており、時にはトラブルの対応で国内外問わず訪船(実際に港に入っている船に行くこと)することもあります。

会社全体の安全管理を担う

安全課

造船の現場は安全第一。本工、協力会社を含む会社全体の安全衛生業務をはじめ、会社設備の保全管理、造船を円滑に進めるために監督署、労災、消防、警察など各官庁への窓口業務を行います。また、スタッフへの安全教育も大切な仕事です。

会社全体を支える

総務課

勤怠管理から社用車管理、物品管理、リクルート活動、協力業者とのやりとりなど多岐にわたります。従業員の労働環境や体調管理も常に心掛け、休暇の取得推進や働き方に関しての取り組みも行っています。採用活動においては、学生と連絡を取り合い会社説明会やインターンシップの実施及び段取りをしています。また進水式がおよそ一月半に一度行われるので、ゲストの要望に応じた手配、段取りを行います。大事にしている事は会社の窓口としてはつらつと勤務することです。

総務課 2019年入社

澤田 ひかり